ゴールデンアワーとブルーアワー:いつ始まり、どれくらい続くのか
ゴールデンアワーは、実はちょうど1時間ではありません。東京の夕方なら約49-57分、札幌では冬に約66分。季節や緯度で長さが変わる理由と、今日の正確な時間を調べる方法をまとめました。

ゴールデンアワーとは
ゴールデンアワーは、日の出の直後と日の入りの直前、太陽が空の低いところにある時間帯です。太陽の光が厚い大気の層を通ってくるため、光は暖かくやわらかくなり、横から差し込むようになります。影は長く伸び、全体が暖かい色に包まれ、真昼のように目の下へ強い影が落ちることもありません。ポートレートやウェディングフォト、風景写真の撮影がこの時間に合わせて組まれるのはそのためです。
日本では、日の入り前後の美しい時間を「マジックアワー」と呼ぶことも多く、ゴールデンアワーとブルーアワーをまとめてそう呼ぶ人もいます。
よく使われる定義はシンプルで、太陽が地平線の上6°から下4°までにある間をゴールデンアワーとします。Zenitmapもこの定義で計算しています。
ブルーアワー
夕方は、ゴールデンアワーのあとにブルーアワーが続きます。太陽は**地平線の下4°から6°**まで沈み、空は深い青に変わり、街の明かりがともり始めます。空の明るさと街灯やビルの明かりがちょうど釣り合うので、夜景、橋、ライトアップされた建物を撮るには最高の時間です。朝は順番が逆で、先にブルーアワー、そのあとにゴールデンアワーが来ます。
ゴールデンアワーはどれくらい続く?
長さを決めるのは、太陽がどれだけ急な角度で地平線の下へ沈んでいくかです。これは緯度と季節によって変わります。赤道付近では太陽がほぼ真下に沈むので、この10度分をすぐに通り過ぎてしまいます。赤道から離れるほど、太陽は地平線に沿って斜めにすべるように沈むため、時間が長くなります。
Zenitmapで計算した夕方のゴールデンアワー:
| 都市 | 3月20日 | 6月21日 | 12月21日 |
|---|---|---|---|
| 東京 | 49分 | 56分 | 57分 |
| 大阪 | 49分 | 55分 | 56分 |
| 札幌 | 55分 | 65分 | 66分 |
東京と大阪はほぼ同じですが、北にある札幌は、表のどの日付でも東京より6-9分長くなっています。ブルーアワーはずっと短く、東京や大阪では10-12分、札幌でも11-14分ほどです。
海外と比べると違いがよくわかります。台北の夕方のゴールデンアワーは3月20日で約44分と短く、ヘルシンキでは12月21日に約172分も続きます。
夕方のゴールデンアワーが始まる時刻
撮影の段取りで本当に知りたいのは、長さよりも「何時に始まるか」かもしれません。Zenitmapで計算した開始時刻は次のとおりです。
| 都市 | 3月20日 | 6月21日 | 9月22日 | 12月21日 |
|---|---|---|---|---|
| 東京 | 17:18 | 18:22 | 17:05 | 15:51 |
| 大阪 | 17:36 | 18:36 | 17:22 | 16:11 |
| 札幌 | 17:08 | 18:34 | 16:55 | 15:16 |
同じ日本時間でも、西にある大阪は東京より14-20分遅く始まります。札幌は夏には東京より遅く、冬には35分早く始まるのが特徴で、冬至のころの札幌は15時過ぎにはもうゴールデンアワーに入ります。
今日のゴールデンアワーを調べる方法
いちばん簡単なのは今日の空のページです。都市を選ぶか「現在地」をタップすると、次の情報が表示されます。
- 朝と夕方のゴールデンアワー
- 朝と夕方のブルーアワー
- 日の出、日の入り、昼の長さ
- 空が本当に暗くなる、天文薄明が終わったあとの夜
時刻はお使いのブラウザが今日の日付で計算するので、明日開けば明日の値が表示されます。位置情報がどこかへ送信されることはありません。
ゴールデンアワーを生かすコツ
- 早めに現地に着く。 いちばんきれいな光は日の入り前の最後の15-20分に来ることが多く、機材の準備にも時間がかかります。
- 雲をチェックする。 西の空に厚い雲があると、金色の光はほとんど届きません。出かける前に雲のライブマップを見ておきましょう。逆に、高い空にちぎれ雲が浮かんでいる日は、いちばん鮮やかな夕焼けになることがよくあります。
- 逆光かサイド光で撮る。 太陽に向かって撮ればシルエットや髪の輪郭が輝き、横からの光は顔や風景に立体感を与えます。
- 日が沈んでも片付けない。 すぐにブルーアワーが始まりますし、空は日没の数分後にいちばん色づくこともあります。
- スマホは露出を少し下げる。 画面の明るい空をタップしてから露出を少し下げると、夕焼けの色が白く飛ばずに残ります。人物を撮るなら、顔に光が回る向きに立ってもらいましょう。
ゴールデンアワーと地形・天気
表の時間は、晴れた空と平らな地平線を前提にしています。山あいや高いビルの間では太陽が早く隠れるので、金色の光も表より早く終わります。海辺のように西の地平線が開けた場所なら、太陽が水平線に沈むまで追いかけられ、ゴールデンアワーをまるごと使えます。
季節ごとの天気も見逃せません。梅雨の時期は西の空が雲に覆われる日が多く、冬の太平洋側は空気が乾いて晴れる日が続きやすくなります。一方、日本海側や北海道の冬は雪雲がかかりやすいので、撮影前に雲の動きを確認しておくと無駄足を防げます。
ライブで見る
FAQ
ゴールデンアワーはちょうど1時間ですか?
いいえ、名前はおおよその目安です。夕方のゴールデンアワーは季節によって、東京で約49-57分、大阪で約49-56分、札幌で約55-66分です。赤道に近いほど短く、北ヨーロッパでは冬に2時間を大きく超えることもあります。
今日のゴールデンアワーは何時からですか?
場所と日付によって変わります。「今日の空」のページで都市を選ぶか現在地を使うと、今日の朝と夕方のゴールデンアワー、ブルーアワーの時刻が表示されます。
ゴールデンアワーとブルーアワーの違いは何ですか?
ゴールデンアワーは太陽が地平線の上6°から下4°にある時間で、光が暖かく柔らかくなります。ブルーアワーは夕方ならその直後(朝ならその直前)、太陽が地平線の下4°から6°にある時間で、空が深い青に染まります。
ゴールデンアワーがいちばん長いのはいつですか?
日本では夏至と冬至のころに長く、春分・秋分の前後に短くなります。東京の夕方のゴールデンアワーは、3月20日に約49分、6月21日に約56分、12月21日に約57分です。
小笠原諸島西方沖で深発地震 M7.0、関東・東北でも揺れ 2026年10月25日
バヌアツでM6.9の地震、津波の恐れも解除 2026年10月24日
イタリアで地震:2026年10月23日、エオリア諸島沖でマグニチュード5.0
チベットで地震:2026年10月22日、ナクチュ付近でマグニチュード7.0